どこまでも生きよ

 

癒しのスペシャリスト

ひだまりレディース鍼灸院

院長 上田 美恵 です

 

癒しと言えばポエムでしょ

ポエムと言えば「詩」のことですね

 

【ポエムシリーズ】

 

中学1年生の時でした

クラスメイトの男の子の

お母さんが亡くなりました

 

 

何日かお休みをした後に

その子は戻ってきました

 

 

その時はなんと声を掛けていいか

解りませんでした

 その後、担任の先生から

クラス最後の文集に載せる詩を

選ぶように言われた私は

彼へのメッセージを

その詩に込めることにしました

 

2年生になって、その子とは

クラスが離れてしまいました

クラス文集を作るのが大好きな

同じ女性の先生に

私は2年生でも担任してもらっていました

 

その先生は学級通信に

好きな言葉・忘れられない言葉特集として

一人一人の好きな言葉を載せてゆきました

 

そこには

「1年生のときの学級文集にでていた

詩の題名」という言葉とともに

まさに私の選んだ詩の題名を

挙げた男の子がいました

 

お母さんを亡くした例の男の子ではなかったけれど

私の選んだ詩がだれかの心に響いていたのです

 

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【どこまでも生きよ】 武者小路 実篤

 

生きよ、生きよ、どこまでも生きよ

死んでも生きよ

永遠から永遠にむかって

かがやいている一道の

光の内に生きよ

生命の流れの中に生きぬけ

それを命じているのだ

その生命をかしこみ、仕事をしているものをぼくは崇拝し、

それらの仕事の内に生命の王のことばをきくのだ

われらは生きられるだけ生きるのだ

生命の王の命令をきくのだ

生命の川の流れの音を

きみは聞かないのか

 

生きよ、生きよ、どこまでも生きよ

死んでも生きる道を生きぬき

つぎの時代の人に生命の

バトンをわたして生きぬけ

生命の王の歩く足音を聞け

充実しきった生命の王の

足音を聞け

足音をきけ、きけ、きけ

 

 

 

 

 

 

(中学生の時はこんな字を書いていたのですね…ちょっとショック!

当時ガリ版刷りだったので、

鉄のペンで書いたことをヘタ字の言い訳にしておこう)

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この詩は

随分と大人になった

今読んでも難しく感じるので

当時の私が意味を理解して選んだのか

謎です

 

 

知命の歳となった今

「ただ生ある限り生きる」

ということを使命として

感じています

 

 

 苦しみや悲しみのなかに

生きていくことを強いられている人が

います

 

大切な人の苦しみや死を

見守らなければならない人がいます

 

どうか苦しみを克服できますように

 

祈るばかりです

 

 

 

うちの子ぷりん13歳

ただ生きてるだけで癒しです

 

 

 

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